真逆
まぎゃく
形容動詞名詞-の形容詞
標準
the exact opposite
文例 · 用例
真逆に墓表とは見えずまた墓地でもないのを見るとなんでもこれは其処で情夫に殺された女か何かの供養に立てたのではあるまいかなど凄涼な感に打たれて其処を去り、館の裏手へ廻ると坂の上に三十くらいの女と十歳くらいの女の子とが枯枝を拾うていたからこれに上根岸までの道を聞いたら丁寧に教えてくれた。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
だが、あいつが真逆やったんじゃあありますまい」「むむ」と、半七は考えていた。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
でも真逆、母は知ってはいないだろう、と気強く思い返して、夢のなかの喬は「ね!
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
はやその谷川の音を聞くと我身で持余す蛭の吸殻を真逆に投込んで、水に浸したらさぞいい心地であろうと思うくらい、何の渡りかけて壊れたらそれなりけり。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
私は耐らず真逆に滝の中へ飛込んで、女滝をしかと抱いたとまで思った。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
山中に朽木の独木橋を渡り、アワヤ谷底へ真逆様にならんとせしは某君。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
先頭に立った吾輩は振り顧見ると、三番目に乗って来た未醒画伯、馬から真逆様に落ちて、大地へ四ツん這いになっておる。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
天地も崩るるがごとき音して、船はたちまち天空に舞い上り、たちまち奈落に沈むがごとく、それと同時に、余は梯子の中段より真逆様に船底に落ち込み、失敗たと叫びしまでは記憶すれど、その後は前後正体もなくなったり。
— 押川春浪 『南極の怪事』 青空文庫
作例 · 標準
彼の意見は私の考えとは真逆だったが、それが新しい視点を与えてくれて、議論が深まった。
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予想とは真逆の結果が出て、皆が驚きを隠せなかったが、それがまた新たな発見につながった。
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彼女の普段の行動とは真逆のことをしたので、何かあったのかと皆が心配になったそうだ。
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