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田舎回り

いなかまわり
名詞動詞-サ変
1
標準
(theatrical) provincial tour
文例 · 用例
父は肉屋に旅籠屋を兼業し、少しばかり音楽の嗜みもあったらしく、旅籠屋にはときどき田舎回りの音楽団や、安オペラなどが泊ることがあり、村の興行話でもまとまると、旅籠屋の庭でさっそくの稽古が始まるのも決して珍しいことではなかった。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
小さいドヴォルシャークが、田舎回りの音楽団や、小学校の先生から仕込まれた音楽的訓練を、日本流に低いものと考えてはいけない。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
――後日、私はドサとは旅回りから、カンは金色夜叉の貫一から取ったもので、その若者のことを、東京では二枚目とはいえないが、田舎回りの劇団だったら、まあ貫一役の二枚目で通るだろうと誰かがからかってつけたのが仲間のなかにパッとなったあだなと知らされた。
高見順 如何なる星の下に 青空文庫
同時に三崎座も四十年頃から下り坂となって、いつしか田舎回りの新派劇などと入れ替り、ついに劇界の一名物たる女歌舞伎も明治の末年で華やかな幕を閉じた。
山本笑月 明治世相百話 青空文庫
(c)商人も職人も田舎回りの裁判官も、あのとおり武勇や兵学にかけて貴族たちにひけをとってはいない。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
作例 · 標準
劇団が地方公演で田舎回りをしている。
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ベテラン俳優は、数えきれないほどの田舎回りを経験してきた。
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新人の頃、全国を田舎回りで巡業したのが良い思い出だ。
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観客の反応が直接伝わってくる田舎回りは、舞台の醍醐味だ。
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