幻辞.com

タランテラ

タランテラ
名詞
1
標準
tarantella
文例 · 用例
晩に面白いタランテラの踊りへ案内するから十時に玄関まで出て来いというらしかった。
寺田寅彦 二つの正月 青空文庫
午後五時いまだ淡雪の消えかねた砂丘の此方部屋を借りる私の窓辺には錯綜する夜と昼との影の裡に伊太利亜焼の花壺タランテラを打つ古代女神模様の上に伝説のナーシサスは純白の花弁を西風にそよがせほのかに わが幻想を誘う。
宮本百合子 海辺小曲(一九二三年二月――) 青空文庫
イタリーのあのタランテラ踊のこと、言葉――ナポリ語のこと、下位春吉君のこと、オピアム・イーターのこと、あんなに喋ったら、あとでぼーっとなりはしないかと思う位、晶子夫人が笑うとき、鼻柱眉の間に強く横しわをつけ、眉をつらせ、一種独特の表情やや肉感的――をされる。
一九二二年(大正十一年) 日記 青空文庫
九 また『人形の家』の色彩の中心になつてゐるタランテラ踊(タランテラ踊はイタリヤの毒蜘蛛タランチユラに刺されたものが、筋肉の痙攣を起こして舞踏するやうな樣子をして苦しむところから、その形に似た踊の名となつたものだと言ひ傳へられてゐる)のことは、略筋にも草案にも全く出てゐない。
島村抱月 『人形の家』解説 青空文庫
結末、ノラが狂亂的にタランテラを踊つてヘルマーを引とめるところは、その代りに、ピアノをひいて、『ペール・ギュント』の中にあるアニトラの歌を唄つたり踊つたりするが、ランクとの對話でノラが踊りの衣裳を見せたり、絹の靴下でランクを打つたりする微妙なところはあり得ない。
島村抱月 『人形の家』解説 青空文庫
領事シュテンボルグの假裝舞踏會といふのもなくタランテラ踊もないから、ノラは夜會服を着ただけで、夫婦は子供の會へ行く。
島村抱月 『人形の家』解説 青空文庫
(アンナが左手から大きなボール箱を持つて入つて來る)アンナ やつとタランテラの衣裳の箱を見つけました。
ET DUKKEHJEM 人形の家 青空文庫
そして私がイタリアのカプリで習つたタランテラを踊れといふんですよ。
ET DUKKEHJEM 人形の家 青空文庫
作例 · 標準
イタリアの伝統的な踊りであるタランテラの速いリズムに合わせて、人々が輪になって踊った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ピアノの発表会で、ショパンが作曲した「タランテラ」を情熱的に弾ききった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
次第にテンポが上がっていくタランテラの旋律を聴いていると、心が浮き立ってくる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア

タランテラ (tarantella) は、イタリア・ナポリの舞曲。

出典: タランテラ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0