郎女
いらつめ
名詞
標準
lass
文例 · 用例
そのおるすの間、天皇のおそばには八田若郎女という女官がお仕え申しておりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
その者が船のすれちがいに、「天皇さまは、このごろ八田若郎女がすっかりお気に入りで、それはそれはたいそうごちょう愛になっているよ」としゃべって行きました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
それからまもなく船はこちらへ帰りつきましたが、皇后は若郎女のことをお考えになればなるほどおくやしくて、そのお腹立ちまぎれに、港へおつけにならないで、ずんずん船を堀江へお入れになり、そこから淀川をのぼって山城まで行っておしまいになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
天皇はそれといっしょに、八田若郎女においとまをおつかわしになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
しかしそのかわりには、郎女の名まえをいつまでも伝え残すために、八田部という部族をおこしらえになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
皇后さまがあんなにごしっと深くいらっしゃるので、八田若郎女だってご奉公ができないでさがってしまいましたではございませんか。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
六 軽皇子には、軽大郎女とおっしゃるたいそう仲のよいご同腹のお妹さまがおありになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
大郎女は世にまれなお美しい方で、そのきれいなおからだの光がお召物までも通して光っていたほどでしたので、またの名を衣通郎女と呼ばれていらっしゃいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
作例 · 標準
竹取物語に出てくるような、美しい郎女。
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その郎女は、機織りをしながら歌っていた。
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田んぼのあぜ道で、麦わら帽子をかぶった郎女が遊んでいた。
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