幻辞.com

始発電車

しはつでんしゃ
名詞
1
標準
first train (of the day)
文例 · 用例
* 音響とそれによる心理的イメージとが相反するのは、市内電車の、終電車と始発電車である。
豊島与志雄 録音集 青空文庫
これは空気の澄明の度合や他の騒音の度合によるのであろうが、終電車の音は、眠たげで重々しく鈍く、始発電車の音は、晴れやかで軽く鋭い。
豊島与志雄 録音集 青空文庫
始発電車の乗客は、やはり僅かな例外を除いて、みなうとうとしており、頬の肉はたるみ、蒼ざめ疲れはてて、少しの元気もない。
豊島与志雄 録音集 青空文庫
この、深夜の乗客が元気であり、早朝の乗客が疲れはててるということが、何を語るかは別問題として、その実状は、電車の音響とまさしく正反対で、終電車の音は疲れはてており、始発電車の音は元気である。
豊島与志雄 録音集 青空文庫
「いまのが地下鉄の始発電車ですよ」「よしッ。
海野十三 地中魔 青空文庫
当駅の始発電車は四時九分にして下船者はそれを利用して、当地を立ち去ることを得。
坂口安吾 復員殺人事件 青空文庫
始発電車は魚を運ぶヤミ商人が最も多く利用するものにして、未明にも拘らず乗客多く、ミユキ丸の下船者を弁別することは不可能なり。
坂口安吾 復員殺人事件 青空文庫
始発電車に発売せる切符は五十七枚にして、定期券利用者、往復切符利用者等はその倍数以上なるべし。
坂口安吾 復員殺人事件 青空文庫
作例 · 標準
飲み会で終電を逃してしまったため、駅のベンチで始発電車を待つ羽目になった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
始発電車の車内は静まり返っており、新聞を広げる音だけが規則正しく響いていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
遠方のイベントに参加するため、家族がまだ眠っている時間帯に始発電車に乗り込んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview