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焼印

やきいん
名詞
1
標準
brand (burnt-in mark of identification)
文例 · 用例
何世紀も前の過去から刻みつけられた印象は、都会という大なる集団の上にも、不可拭の焼印を押していなければならないはずだ。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
室の人が、杖に「大願成就」という焼印を押してくれた上に、小御岳の朱印を押した紙に、水引を添えてくれた。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
室ごとに請わるるままに、金剛杖に焼印を押すが、不二の象形の下に、合目や岳の名を書いたり、不二形の左右に雲をあしらい、御来光と大書して、下に海抜三千二百何メートルと註してあったり、富士とうずまく雲を下に寄せて、その上に万年雪の詠句を題したものなど、通俗的の意匠が施されている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
卑劣漢の焼印を、自分で自分の額に押したのでした。
太宰治 おしゃれ童子 青空文庫
おのれの憤怒と絶望を、どうにか素直に書きあらわせた、と思ったとたん、世の中は、にやにや笑って私の額に、「救い難き白痴」としての焼印を、打とうとして手を挙げた。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
まごまごしていると、あのむざんな焼印が、ぴったり額に押されてしまう。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
一日一日、食って生きてゆくことに追われて、借銭かえすことに追われて、正しいことを横目で見ながら、それに気がついていながら、どんどん押し流されてしまって、いつのまにか、もう、世の中から、ひどい焼印、頂戴してしまっているの。
太宰治 火の鳥 青空文庫
一日一日、食つて生きてゆくことに追はれて、借銭かへすことに追はれて、正しいことを横目で見ながら、それに気がついてゐながら、どんどん押し流されてしまつて、いつのまにか、もう、世の中から、ひどい焼印、頂戴してしまつてゐるの。
太宰治 火の鳥 青空文庫
作例 · 標準
牛の臀部に、牧場の所有者を示す焼印を押す。
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伝統的な和菓子には、店の名前が焼印で刻まれている。
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木製のテーブルの角に、ブランドロゴの焼印が入っている。
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