外書
がいしょ
名詞
標準
foreign book
文例 · 用例
よし自分の頭には解っていても、それを口にし文にする時にはどうしても間違って来る、真実の事はなかなか出ない、髣髴として解るのは、各自の一生涯を見たらばその上に幾らか現われて来るので、小説の上じゃ到底|偽ッぱちより外書けん、と斯う頭から極めて掛っている所があるから、私にゃ弥々真劒にゃなれない。
— 二葉亭四迷 『私は懐疑派だ』 青空文庫
抽斎遺す所の手沢本には、往々欄外書のあるものを見る。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
紀行の此辺より下には往々欄外書がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
由緒書に徴するに、「同(文政)四巳四月十三日御用出府、同年六月七日暫御差留、同日丸山学問所へ罷出、講釈其外書生取立、御儒者と申合候様、同月十三日三十人扶持被下置、大目附格御儒者被召出、同日奥詰出府之所在番」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
袱紗に記した縁起、西山遺事の書後並に欄外書等は、自筆とは云ひながら太だ意を用ゐずして寫した細字に過ぎない。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
大使館の応接室を覗いた者は誰も其書架に飾られた内外書籍の貧弱に驚くであらう。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
これらを總稱して「中外書」と云つてゐる。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
或人はこの内外を劉向の謂ふ所の中外書と同じく、天子の手許の本と、それ以外の本とのことであらうと云つてゐるが、これは必ずしもさうとは云はれぬ。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
作例 · 標準
「あー、この論文を書き終えるには、どうしてもこの外書を読み解かないといけないな。」
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教授の書斎には、彼が若かりし頃に海外で買い集めた外書が所狭しと並んでいた。
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「最近は翻訳版が出るのが早くなったけど、やっぱり原著の外書でニュアンスを確認したいよね。」
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標準
non-Buddhist writings
作例 · 標準
古典の注釈によれば、彼は仏典だけでなく、広く外書にも通じていたという。
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「へえ、当時は儒教の教えなんかも『外書』として区別されていたんだね。」
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修行僧たちは、内典の深奥を極める傍ら、教養として外書を繙くこともあった。
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