畚褌
もっこふんどし
名詞
標準
文例 · 用例
畚褌の肥大裸体で、「それ、貴方。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
――話のついでですが、裸の中の大男の尻の黄色なのが主人で、汚れた畚褌をしていたのです、褌が畚じゃ、姉ごとは行きません。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
一枚、畚褌の上へ引張らせると、脊は高し、幅はあり、風采堂々たるものですから、まやかし病院の代診なぞには持って来いで、あちこち雇われもしたそうですが、脉を引く前に、顔の真中を見るのだから、身が持てないで、その目下の始末で。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫