いけ好かない
いけすかない
表現形容詞
標準
nasty
文例 · 用例
」「初めてだツていけ好かない!
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
いけ好かない小まッちゃくれだ!
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
「いけ好かないアンちやんだよう、誰がおなじみなのよ。
— 牧野信一 『鱗雲』 青空文庫
『いけ好かない奧樣だね。
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
『いけ好かない奥様だね。
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
」 いつかお銀の話に、「顔はのッぺりした綺麗な男なんですがね、何だかいけ好かない奴なんです。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
「マア大槻という奴は何といういけ好かない男だろう」私はこう思いながら、ぼんやりとして佇むと、千代子の大理石のように白い素顔、露のこぼれるような瞳、口もとに言いようのない一種の愛嬌をたたえて大槻に会釈した時のあでやかさ、その心象がありありと眼に映って私は恐ろしい底ひしられぬ嫉妬の谷に陥った。
— 白柳秀湖 『駅夫日記』 青空文庫
今度こそ、やりそくないのないように支度をして、三斎屋敷へ、本職の方で改めて乗り込むくらいな気組がなけりゃあいけないんだ――今夜は、あの三斎隠居とかいういけ好かない奴をどうしても味方に抱かなきゃあ駄目だけれど―― お初が、自分にいい聴かせているうちに、すでに、もう目あての場所に近づいていた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
その男の顔つきはいけ好かない印象を与える。
いけ好かない態度で接客する店員は避けたい。
彼女のいけ好かない物言いが気になってしまう。
その政治家のいけ好かない発言は批判を招いた。