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蛇毒

じゃどく異読 へびどく
名詞
1
標準
snake venom
文例 · 用例
それを訛ったものか、昔人この蛇毒を以て他動物を殺さんとする時、口に尾を銜みて、箍状になり、電ほど迅く追い走ると言ったが、全く啌で少しも毒なし、しかし今も黒人など、この蛇時に数百万広野に群がり、眼から火花を散らして躍り舞う、人その中に入れば躍り囲まれて脱し得ず、暈倒に及ぶと信ずる由。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
このブシュメン人は濠州土人|火地人等と併びに最劣等民と蔑せらるるに、かくのごとき優等の創製を出した上に、パッフ・アッダーを殺すごとその毒を嚥まば、蛇毒ついにその身を害し能わざるべきを予想し、実行したるは愚者も千慮の二得というべし。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
もし蛇に食い付かれたる時は、ボトロ(蕨の茎葉)にて傷口を撫でながら右の歌を唱うれば、蛇毒消散して害をなさずと。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
一八九〇年八月二十八日の『ユニヴァシチー・コレスポンデント』に仏人カルメットの蛇毒試験の報告出で、その中に家猪は蛇咬の毒を感ぜぬが、その血を人間に注射しても蛇毒予防の効なしとあったから見れば、家猪の根原種たる野猪は無論毒蛇に平左衛門であろう。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
果してしからば偶合かも知れないが、猪と柿と両つながら蛇毒を制すと信ぜられたは面白い。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
蛇毒は廻る「船長、ま、まってくだせえ」 ハルクは、くるしそうにあえぎながら、ふりしぼるようなこえでいった。
海野十三 火薬船 青空文庫
毒が……毒が……」 さっき彼のふくらはぎのところを自分で縛ったが、それがゆるんで、蛇毒が上へまわるのをおそれてのたのみだったらしい。
海野十三 火薬船 青空文庫
そして、おれの手ににぎらせてくれ」   つのる蛇毒 蛇毒にやられて、かびくさい倉庫の床に、気息奄々のハルクほど、みじめな者はなかった。
海野十三 火薬船 青空文庫
作例 · 標準
研究室では、蛇毒に含まれる特殊な成分を抽出して、血栓を溶かす新薬の開発が行われている。
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茂みの中でガラガラヘビに噛まれた瞬間、焼けるような痛みが走り、蛇毒が回るのを感じた。
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蛇毒を治療するために用意された抗毒素製剤が、救急車の中で迅速に投与された。
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