群獣
ぐんじゅう
名詞
標準
文例 · 用例
牛のごとく吼ゆるもの、 図体の憎々しく大きく、群獣をぬいて高く怒号するもの、 うそぶき、笑い、闊歩するもの、 孱弱く疲れていざり寄るもの、 ごろりと仰向きに臥ている牡、右の前|鰭で、はたりはたりと煽いでいるもの、(暑いんだな、あいつ鰭を団扇にしているんだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
白いのは千鳥、 群獣の中にあるのは雪のようだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
敢て又、人を服せしむる麒麟の群獣に臨むが如き徳望あるにあらず。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
大喰岳「信飛界、大喰岳、嘉門次」とは、群獣のこの附近に来て、食物をあさり喰うので、かくは名づけたのであると。
— 鵜殿正雄 『穂高岳槍ヶ岳縦走記』 青空文庫