身ぐるみ
みぐるみ
名詞
標準
all one has
文例 · 用例
」「へい、」「苞からポンと出た処勝負、ものは何でも構わねえ、身ぐるみ賭けると、おじいが丁で、私が半。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
」「身ぐるみ脱ぎます――あなたの前でございますが。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
「坊主、身ぐるみ脱いで失せおろう」 怪量はちらりと対手を身ながら衣を脱いでさしだした。
— 田中貢太郎 『轆轤首』 青空文庫
「いい相談があると瞞されて、掃溜のような穢い長屋の奥へ引っ張り込まれて、三日のあいだ、腹さんざん慰み物にされて、身ぐるみ剥がれて古浴衣一枚にされて……。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫
素ツ裸になつて身ぐるみ大地へ叩きつけたかつた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
なるべくならば血ぬらさないで、身ぐるみ丸取りにしようと思いましたものでしたから、仙次の腕やいかにと静かにその体へ目を配りました。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
その一つは、その辺に悪旗本の屋敷があって、往来の者をむやみに引摺り込んでいかさま博奕をして、身ぐるみ脱いで置いて行かせるので、自然に置いてけ堀という名が出来たというのです。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
用心のいゝのは、身ぐるみ着かえてしまって、双子の半纏などを引っかけて、手拭を米屋かぶりなどにして土間の隅の方で竊と見物しているものもある。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
作例 · 標準
彼はギャンブルで、とうとう身ぐるみ剥がされてしまった。
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災害で身ぐるみ失っても、命だけは助かった。
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彼女は、身ぐるみ全てを投げ打って夢を追いかけた。
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