罵殺
罵殺
名詞
標準
文例 · 用例
」 罵殺一番、老婦人は強いて平気を装いつ、毫も屈する状無し。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
「小説評註」は純然たる諷刺にして、当時の文豪を罵殺せんとする毒舌紙上に躍如たり。
— 北村透谷 『「油地獄」を読む』 青空文庫
これに煽動された吉田、原、早水、堀部などは、皆一種の興奮を感じたように、愈手ひどく、乱臣賊子を罵殺しにかかった。
— 芥川龍之介 『或日の大石内蔵助』 青空文庫
又 我我は神を罵殺する無数の理由を発見している。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
が、不幸にも日本人は罵殺するのに価いするほど、全能の神を信じていない。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
(たとひ今はゐないにしろ、百年の後には一人位、必ず茂吉を賛美するか、或は茂吉を罵殺するか、どの道真剣に「赤光」の作者を相手どるものの出る筈である。
— 芥川龍之介 『僻見』 青空文庫
共に山精野鬼を借りて、乱臣賊子を罵殺せんとす。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
又 我我は神を罵殺する無数の理由を発見してゐる。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫