早上り
さのぼり
名詞
標準
文例 · 用例
春葉氏の説によると、結婚後一二年で直ぐ出来るやうな、極安手な早上りは別として、少し遅い子供は七年目とか十三年目とかちやんと年期を追うて出来るものなのださうだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
たとえば田植終りの頃のサノボリの小麦団子は、中国地方では馬のセナカと称して、鰹節を小さくしたような形であった。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
第二のびっくりはサンバイサンとの関係で、この地方は一帯に田植期の終り、すなわち全国で汎くサノボリという日に、もうサンバイサンは上げてしまって、それで田の神の祭はすんでいるものと思っている形がある。
— 柳田国男 『年中行事覚書』 青空文庫