無競争
むきょうそう
名詞
標準
lacking opposition or competition
文例 · 用例
T社から依頼を受けたマラソンのフィルムにしても、A社との競争だと思うと愉快ではなかったが、シベリヤの間だけは無競争も同様なので、する必要のない今の期間だけでも、せめてその競り合いから脱け出していたかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
一時の為に条件を承諾し、それで嘘言を吐くと云ふことは、後来私の一身に関することであるから出来ない』かう云ふのが初めの挨拶であります云々」 此時、反対派の木村候補者からの「無競争」と云ふ申込には、実は深酷な意味があつたのだ。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
未だ血も乾かぬこの苦戦の実況を頭に置いて見る時、今度木村からの「条件付無競争」と云ふ申込に、如何ばかり大きな誘惑力を包んで居るかが解る。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
それは選挙資格審査請求書提出期限の二日前のギリギリの日であり、現知事が今のところ一人舞台として無競争選挙かといわれているときのことであった。
— ――馬になった話―― 『実践について』 青空文庫
鉱毒運動をやめれば無競争では出られない。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
作例 · 標準
今回の選挙は対立候補が現れず、実質的に無競争のまま現職の当選が決まった。
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市場を独占しているあの企業は、無競争の状態をいいことに価格を不当に引き上げている。
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入札が不調に終わり、随意契約による無競争での発注が行われることになった。
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