蕭索
しょうさく
形容詞-たる副詞-と
標準
lonely
文例 · 用例
やがて彼が出づれば、待ちけるやうに男は入替りて、なほ飽くまで此方を向かざらんと為つつ、蕭索に浴を行ふ音を立つるのみ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
折しも唾壺打つ音は、二間ばかりを隔てて甚だ蕭索に聞えぬ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
やっと隧道を出たと思う――その時その蕭索とした踏切りの柵の向うに、私は頬の赤い三人の男の子が、目白押しに並んで立っているのを見た。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
絵は蕭索とした裸の樹を、遠近と疎に描いて、その中に掌を拊つて談笑する二人の男を立たせてゐる。
— 芥川龍之介 『戯作三昧』 青空文庫
絵は蕭索とした裸の樹を、遠近と疎に描いて、その中に掌をうって談笑する二人の男を立たせている。
— 芥川龍之介 『戯作三昧』 青空文庫
やつと隧道を出たと思ふ――その時その蕭索とした踏切りの柵の向うに、私は頬の赤い三|人の男の子が、目白押しに竝んで立つてゐるのを見た。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
やつと隧道を出たと思ふ――その時その蕭索とした踏切りの柵の向うに、私は頬の赤い三人の男の子が、目白押しに並んで立つてゐるのを見た。
— 芥川龍之介 『蜜柑』 青空文庫
しかし雪江の詩に「酒家蕭索遊人少。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
冬枯れの野原に木枯らしが吹き抜け、蕭索とした情景が広がっている。
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祭りのあとの静まり返った境内には、どこか蕭索とした雰囲気が漂っていた。
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かつて賑わった炭鉱の町も、今では廃屋が目立ち、蕭索とした趣がある。
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