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粗餐

そさん
名詞
1
標準
plain meal
文例 · 用例
万事略式でそして粗餐ということだったが、それらの人々が大抵、ネクタイピンを光らし、ズボンの折目も正しく、中にはモーニングを着込んだものもあって、東洋軒の広間で、白布の上に花を飾った食卓をとりまいて、礼儀正しく食事をしてるところは、如何にも立派だった。
豊島与志雄 道化役 青空文庫
陣中ながら粗餐なと差上げたいが」「いや、それよりは、お願いがある。
千早帖 私本太平記 青空文庫
そさんは皆書いてくれはりまっせ。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
この分のは紙がわるくなっていると矢張りよそさんから苦情が出ております」と小頸を傾けた。
宮本百合子 打あけ話 青空文庫
だが、いかにも後家相をした、色の黒い、小欲で眼の光っている、痩せた長顔の、綿入れを三枚重ねて着て、もてるだけの荷物の包を両手にさげて、転がったら最後焼け死んでしまいそうなかたちしたおやそさんは、いまや息子のことよりは荷物だった。
長谷川時雨 テンコツさん一家 青空文庫
大きな納屋――物置きが母屋から離れたところに出来たと思ったらその隅に床をつくり、畳を二畳ばかり敷いておやそさんのいるところが出来た。
長谷川時雨 テンコツさん一家 青空文庫
「家からの仕送りが毎月行くのに、まるで……」 そんな年齢でもなかったであろうに、おやそさんは鼠の骨のようにほしかたまっていた。
長谷川時雨 テンコツさん一家 青空文庫
おやそさんは忠実に雇われてきた。
長谷川時雨 テンコツさん一家 青空文庫
作例 · 標準
客人に粗餐ながらも心を込めて料理を振る舞った。
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忙しい毎日で、粗餐で済ませることが多くなった。
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旅の途中で立ち寄った宿の粗餐は、意外と美味しかった。
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