ペダントリー
ペダントリー
名詞
標準
pedantry
文例 · 用例
ペダントリーといふ巨人は、屋根裡に突き上るほどの英雄になるなり。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
風俗史家的な考証癖と、文章における一種のペダントリー〔衒学〕とが相まって、「調べた」作品である割合に、氏の作品は効果が希薄である。
— 平林初之輔 『昭和四年の文壇の概観』 青空文庫
公式主義やペダントリーのような弊害を理由にして、公式や教師的学殖の正常な役割を、観念的にゴマ化して了うことは許されない。
— 戸坂潤 『所謂批評の「科学性」についての考察』 青空文庫
どうぞその時までには、編輯者諸君が沢山私の稿料をくれますように、ペダントリーの種がますように。
— 宮本百合子 『長崎の印象』 青空文庫
「分析の結論」は決してまだ情熱ではないが、情熱を産まないような分析の結論は、「結論」のない分析であり、ペダントリーや弁解やに於て見られるような匍匐的リアリズムに過ぎないのだ。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
例えばドイツ哲学などはその精神的なペダントリーにも拘らず、今では極めて低級な文化的水準のものだとしか考えられないが、わが国になるとそれがもっと徹底的に露骨に、特有な形で低級なのである。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
それは無用なペダントリーがないということだが、それと同時に、濁った信用出来ないような変な命題にぶつからないことの方が理解を容易にするためにはもっと大切である。
— 戸坂潤 『読書法』 青空文庫
この著者と読者の間にペダントリーの生垣は無い。
— イェール大学で1913年に行った一連の講義 『近代医学の興隆』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の書評は時にペダントリーに傾きがちで、作品そのものの魅力よりも自身の該博な知識の披露が目的のように見える。
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複雑な数式を使えば高尚に見えるというのは、単なるペダントリーに過ぎず、本質的な理解とは無関係だ。
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その学会は、実社会への応用よりも重箱の隅をつつくようなペダントリーが蔓延しているという批判がある。
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