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頓証

とんしょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
人生否定の道にはそういう頓悟頓証も有るだろうが、人生を否定的に見ないで、あくまでも善美な人間世界の建立に、自他共に身心を尽くそうという孔子の道・先王の道に、そのような頓悟は無い筈である。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
」    南無幽霊頓証菩提 隅田のほとり、小梅の里。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
「南無幽霊頓証菩提。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
南無幽霊頓証菩提」 ブルッと浪人は身顫いをした。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
俺は嫌いだ」「南無幽霊頓証菩提」「その声を聞くと身が縮む」「どうぞどうぞお許しください。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
恐ろしい」「馬子甚三」「信濃追分」「南無幽霊頓証菩提」「もう、わたしは生きてはいられない」「あの人、あの人、あの人、あの人」 意味のわからない落書きであった。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
「紙屑買い屋も爺さんも婆さんも、浮気娘もついでに成仏してくれ、頓証菩提、なむあみだぶつ」 ゆうれい貸屋という、前古|未曽有な、しかもすばらしく有利な事業は、こうして不幸にも創業まもなく解消した。
山本周五郎 ゆうれい貸屋 青空文庫
飢えてこのせち辛い世の中にうろついて、恥をかいておられるより、いっそ、さっぱりと頓証なされてはどうでございまするな。
風の巻 宮本武蔵 青空文庫