来雑
らいぞう
名詞
標準
文例 · 用例
今度の著述は、従来雑誌に書いたような断片の雑論ではなく、始めから論理を立て、説明の組織をつくり、条理一貫せる体系によって書かれたところの、真の意味の論文である故に、いかなる読者にも明白に理解される。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
(二月二十六日) 近来雑誌の表紙を模様|色摺となしかつ用紙を舶来紙となす事流行す。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
3 雑誌 用紙の最悪な事情にかかわらず一九四六年以来雑誌の企画申請は増大する一方であり、一九四七年末には三、〇〇〇種となっている。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
それ以来雑誌の同人らは皆、クリストフを黙らせようと工夫した。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
いはば女はその時人間としての來雑物やあらゆる中性的な要素を失ひ、純粋に女そのものの立場に立ち、かつまた男一般といふ観念がなく、純粋に男の一人に向ひあつてゐるのであらう。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫