大器晩成
たいきばんせい
表現
標準
great talents mature late
文例 · 用例
「大器晩成」の訳は明らかにちがっているようではあるが、他の三句に対してはこの訳の方がぴったりよく適合するから妙である。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
大器晩成の自信があるんだ。
— 太宰治 『失敗園』 青空文庫
そして他の若い無邪気な同窓生から大器晩成先生などといふ諢名、それは年齢の相違と年寄じみた態度とから与へられた諢名を、臆病臭い微笑でもつて甘受しつゝ、平然として独自一個の地歩を占めつゝ在学した。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
実際大器晩成先生の在学態度は、其の同窓間の無邪気な、言ひ換れば低級で且つ無意味な飲食の交際や、活溌な、言ひ換れば青年的勇気の漏洩に過ぎぬ運動遊戯の交際に外れることを除けば、何人にも非難さるべきところの無い立派なものであつた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
大器晩成先生は一たまりも無く浮腰になつて仕舞つた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
大器晩成先生はこれだけの談を親しい友人に告げた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
また因循の質にてテキパキ物事の捗らぬ所があるが、生来忍耐力に富み、辛抱強く、一端かうと思ひ込んだことはどこまでもやり通し、大器晩成するものなり……」 一字一句が思ひ当り、この文章がわづかに楢雄を慰めた。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
著者の八段は「運勢早見書」によれば、六白金星で中年を過ぎてから三段になつて大器晩成の棋師だといふことだ。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若い頃は才能が目立たなかったが、年を重ねて大器晩成の偉業を成し遂げた。
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「うちの子はまだ幼いけど、きっと将来大器晩成の立派な人になるわ。」
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偉大な芸術家や科学者には、大器晩成型の人物が多いと言われている。
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