群青色
ぐんじょういろ
名詞名詞-の形容詞
標準
ultramarine colour (color)
文例 · 用例
海を隔ててはるかの向こうに群青色の山々が異常に高くそびえ連なっている。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
珍しいことに、その三体が三体共に、ただひと色のじつにすっきりしたいやみのない群青色でした。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
――魂までも引き入れられるようなただひと色の、さえざえとした群青色なのです。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
ひと色はひと色であっても、その群青色のなかに幽玄きわまりない濃淡があって、その濃淡がおのずから着付けのひだ、しまめを織り出し、人形ながらもそこにあやかな人の息づき、いぶきが聞かれるような玲瓏たる上作でした。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
その色がまたぶきみなほどにもさえざえと美しくさえかえって、青みに青み、澄みに澄んだ群青色が、人の心、人の魂をしいんと引き締め、引き入れるような美しさであった。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
と申したばかりではおわかりでござりますまいが、じつは、てまえも、せがれも、弥七郎も、三人ともども、この青人形のような濃淡自在の群青色焼き出しを、もう二年越しくふう苦心していたのでござります。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
なれども、せがれはご覧のような鈍根のうつけ者、群青色焼き分けは夢おろか、てんからふできな、先に望みもないやつなのでござります。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
空が群青色になっている。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
彼は群青色のネクタイを締め、ビシッとしたスーツ姿で面接に臨んだ。
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真夏の夜の海は、街の明かりを反射して深い群青色に輝いている。
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パレットの上で青と白を混ぜ、理想に近い群青色を作り出そうと苦心した。
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ウィキペディア
群青色(ぐんじょういろ)とは、やや紫みを帯びた深い青色である。単に群青 と呼ばれることもあるが、顔料の群青とその色とを区別する場合は「色」をつける。
出典: 群青色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0