烏骨
うこつ
名詞
標準
文例 · 用例
かく似て非なる者を、仏経には烏骨鶏に比した。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
烏が鶏に生ませた烏鶏とは、烏骨鶏だ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
ただし烏骨鶏に白いのもあって、大鬼が小鬼群を引きて心腹病を流行らせに行く末後の一小鬼を、夏侯弘が捉え、問うてその目的を知り、治方を尋ねると、白い烏骨鶏を殺して心に当てよと教う。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
するとあの意気地なしめ、無理無体に夜具の下から、面だけ外へ出したと思ふと、「ひ、ひ、人殺し」と、烏骨鶏が時でもつくりやしめえし、奇体な声を立てやがつた。
— 芥川龍之介 『鼠小僧次郎吉』 青空文庫
とかう言ひ切るとあなたのはうぢや、すぐもうこつちをポンチにしてゐるのだからな。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
なんちゅうこつじゃい。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
探訪記者というものは皆こういうこつを知っていなくちゃならんのだ。
— 平林初之輔 『或る探訪記者の話』 青空文庫
お前たちがとても信心深か信徒だというこつは知っとる。
— BITS OF LIFE AND DEATH 『死生に関するいくつかの断想』 青空文庫