瀬切れ
せぎれ
名詞
標準
drying up (of the surface of a riverbed)
文例 · 用例
梶原申しけるは、一歳百日の旱の候いけるに、賀茂川、桂川、水瀬切れて流れず、筒井の水も絶えて、国土の悩みにて候いけるに、―― 聞くものは耳を澄まして袖を合せたのである。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
梶原申しけるは、一歳百日の旱の候ひけるに、賀茂川、桂川、水瀬切れて流れず、筒井の水も絶えて、国土の悩みにて候ひけるに、―― 聞くものは耳を澄まして袖を合せたのである。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
そしてその代りにと、夫人は風呂敷のなかから、寄せぎれ細工の手箱をとりだし、(これは手製ですが、房枝さんの身のまわりのものでもいれてください) という意味のことをいった。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
あの、いつかの奥様みたいな方が持ってきた手箱もあるのよ」「あら、そう、あのよせぎれ細工の手箱が」 房枝は、道子夫人からいただいた手箱が焼け残っていたと聞いて、とたんに、なつかしく、夫人のことが思い出された。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
よせぎれ細工の手箱であった。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
一|個所だけ、よせぎれの色がかわっているんだけど、あの爆発で、色がかわってしまったのかしら」 ふしぎなことを、スミ枝がいい出した。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
ほかのところのよせぎれが、ちりめんだの、紬だの、黄八丈だののりっぱなきれで、ここだけがメリンスなのねえ。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
作例 · 標準
例年にない記録的な少雨の影響で、川の中流付近では水が途絶える瀬切れが発生している。
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瀬切れによって干上がった川底には、逃げ場を失った小魚たちが小さな水たまりに取り残されていた。
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かつては豊かな水量があったこの川も、温暖化の影響か夏場になると頻繁に瀬切れを起こすようになった。
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