立髪
たてがみ
名詞
標準
long hair style popular in the Genroku era
文例 · 用例
白い面長な顔に、黒い長髪を獅子の立髪か何かのように、振り乱していた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
すると馬は益々驚き慌てまして、白泡を噛み立髪を逆立てながら、足を空に揚げて王宮の周囲を瞬く間に六七遍ぐるぐるとまわりましたが、七遍目に王城の前の広い通りへ出ますと、そのまま南の宇美足国へ通う街道を一散に駈け下りました。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
白い面長な顔に、黒い長髪を獅子の立髪か何かのやうに、振り乱してゐた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
太鼓の響と唄の声が聞える、四辺は森として、何処やらで馬の強く立髪を振る音。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
帰らうとする客が多い、ヂツと見惚れて居るのは彼氏、そこへ白い馬、立髪に奇麗な飾りをつけて調馬師と共に現れる。
— 三岸好太郎 『上海の絵本』 青空文庫
いつになったら兵隊たちがみな馬のたてがみに取りついて、泳いでこっちへ来るのやらすっかり待ちあぐねてしまいました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
私たちはいまにだんだん深い処へさえ来れば、兵隊たちはたてがみにとりついて泳ぎ出すだろうと思って待っていました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
馬はもりもりかひばをたべてそのたてがみは茶色でばさばさしその眼は大きくて眼の中にはさまざまのをかしな器械が見えて大へんに気の毒に思はれました。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の浮世絵には、「立髪」を結った粋な町人が描かれている。
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「立髪」は、当時の若者の間で流行した髪型の一つだ。
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現代ではあまり見かけないが、「立髪」は独特の風情がある。
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