取り殺す
とりころす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to haunt to death
文例 · 用例
ただし上帝は随分人思いの親切者で天に引き上げた後山羊を降して告げしめたは、これから死というもの来て汝らを取り殺すが汝ら全く亡くなるでなく天に来りてわれとともに住むのだと。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そしてその色魔坊主を取り殺すと呼んでいる。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
わしは死んで取り殺すぞ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
これというのも、みんな、あの広海屋の畜生のなせるわざ――あいつを、取り殺す!
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
曰く「この後女房を持てば七人まではきっと取り殺すからそう思え」。
— 「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 『我が圓朝研究』 青空文庫
よってこの方をおかせば、必ず七人取り殺すゆえ七殺ともいう。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
つまり取り殺すことゝ存申候。
— 佐々木邦 『凡人伝』 青空文庫
作例 · 標準
その屋敷には、かつて主君に裏切られた侍の幽霊が、呪いによって人々を取り殺すという恐ろしい伝説が残っている。
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恨みを抱いて死んだ女の生き霊が、かつての恋人を毎晩のように苦しめ、ついには取り殺してしまった。
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怪談話の結末は、強欲な男が悪霊に取り殺されるという救いのないものだった。
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