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山姫

やまひめ
名詞
1
標準
mountain goddess
文例 · 用例
厠神の植山姫、水匿女も永く場を塞がれて手を焼くそうであるという。
岡本かの子 富士 青空文庫
けれども、美しさは、夜の雲に暗く梢を蔽はれながら、もみぢの枝の裏透くばかり、友染の紅ちら/\と、櫛卷の黒髮の濡色の露も滴る、天井高き山の端に、電燈の影白うして、搖めく如き暖爐の焔は、世に隱れたる山姫の錦を照らす松明かと冴ゆ。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
曉の霜を裂き、夕暮の霧を分けて、山姫が撞木を當てて、もみぢの紅を里に響かす、樹々の錦の知らせ、と見れば、龍膽に似て俯向けに咲いた、半鐘の銅は、月に紫の影を照らす。
泉鏡太郎 魔法罎 青空文庫
しかるに振袖の娘は、山姫どころか、(今は何と云うか確でない)……さ、さ、法界……あの女である。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
――山人の研究を別として、ただ伝説と幻象による微妙なる山姫に対して、濫なる題名を遠慮した所以である。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
「まあ、おんなじような、いつかの鼓草のと……」「少し違うぜ、春のが、山姫のおつかわしめだと、向うへ出たのは山の神の落子らしいよ、柄ゆきが――最も今度の方はお前には縁がある。
泉鏡花 若菜のうち 青空文庫
けれども、肝心な雪女郎と山姫が長襦袢で顕れたようなお話で、少くとも御覧の方はさきをお急ぎ下さるであろうと思う、で、簡単にその次第を申上げる。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
こんな処でよろしければ、山で樹の数、幾つだって構やあしませんと、……今度は(浮世はなれて奥山ずまい、恋もりん気も忘れていたが、)……で御機嫌を取結ぶと、それよりか、やっぱり、先の(やがて嬉しく溶けて流れて合うのじゃわいな)の方を聞かして欲しいと、山姫様、御意遊ばす。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
作例 · 標準
昔話に登場する山姫は、美しいけれど恐ろしい存在だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供の頃、山姫の物語をよく読んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
山姫の伝説がこの地方には残っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

山姫(やまひめ)または山女(やまおんな)は、日本に伝わる妖怪。その名の通り、山奥に住む女性の姿をした妖怪である。

出典: 山姫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0