両替商
りょうがえしょう
名詞
標準
money-exchange business
文例 · 用例
」「ストランドの米国両替商会――留置。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
「新聞全紙に広告を出しまして、部下の一人を米国両替商会にやってありますが、まだ戻っておりません。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
おもしろい丸帽をかぶり、辮髪をたれ下げ、金入れらしい袋を背負いながら、上陸する船客を今か今かと待ち受けているようなシナ人の両替商もある。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
それは日本橋|白銀町の、和泉屋徳兵衛という質両替商で、四十一歳になる妻女が中風になり、半年ほどまえから診察にかよっていたのだが、去定は例のように高額な薬礼を取ってい、それを徳兵衛が不当だと思っていたらしい。
— 徒労に賭ける 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
七歳で孤児になってから、親類さきを三軒も転々し、十二の年に銀座の両替商へでっち奉公にはいった。
— 山本周五郎 『追いついた夢』 青空文庫
町内では質両替商の「福田屋」が焼け残った。
— 山本周五郎 『ちいさこべ』 青空文庫
旦那衆というのは米問屋の田丸屋益造、呉服太物糸綿商の折屋伝内、酒問屋の水尾屋割助、魚問屋、乾物問屋、……と、いやこれは、次にいる両替商の持木成助をごらんあれ、なんと成木持助でござるぞ、保良郡の豪家たる権右衛門殿のむすめ婿になりそこね、婚礼の席から逃亡した贋金作り、闇七こと成木持助でござる。
— 忍術千一夜 第二話 『三悪人物語』 青空文庫
さっき権頭の話によれば、彼らは出来分限の両親玉だという、一は両替商、一は倉庫業、佐貝へ来て幾ほどもなく、土蔵の三棟も建てる資産家になったという、なるほど二人とも、りゅうとした身妝だし、どこから見ても堂々たる旦那ぶりでござる。
— 忍術千一夜 第二話 『三悪人物語』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の両替商は、通貨の交換だけでなく預金や貸付などの金融業も営んでいた。
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古い街並みが残るこの通りには、かつて有力な両替商だった商家の蔵が並んでいる。
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歴史小説を読んで、幕府の財政を裏で支えた豪商の両替商たちの活躍に驚いた。
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