パン屑
パンくず
名詞
標準
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文例 · 用例
三人は、パン屑のまじった白砂糖を捨てずに皿に取っておくようになった。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
生き残った家鴨どもはわれわれには実によく馴ついて、ベランダの階段の一番上まで上がって来てパン屑をねだる。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
空いたところがある」 鳶色の髪をフランス刈りにしたマネージャーが、人を突きのけるようにして、かの女等親子を導いて、いま食卓の卓布の上からギャルソンが、しきりにパン屑をはたき落している大テーブルへ連れて行った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
犬か猫に与えるように、一つまみのパン屑を私の口に押し入れて、それがあいつのせめてもの腹いせだったのか。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
それで、パン屑や米粒がよく雀らへのおあいそにもなつたのでした。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
或る日の出来事――バスの中で パン屑、インテリ女性 十二月十三日 好晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
黒眼鏡は唾の足りない口から、パン屑をぼろぼろこぼしながら、ゆっくり責め抜こうとするのかも知れない。
— 里村欣三 『放浪の宿』 青空文庫
パン屑が虫歯の洞穴の中で、ドンドンむれていってもいい。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
パン屑を床に落とさないように、慎重にパンを食べた。
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この鳥は、地面に落ちたパン屑を熱心に拾い集めて、巣に運んでいた。
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料理の仕上げとして、カリカリに焼いたパン屑をサラダに散らした。
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