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名詞
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標準
文例 · 用例
恭助は太く疲れて禮服ぬぎも敢へず横に成るを、あれ貴郎お召物だけはお替へ遊ばせ、夫れではいけませぬと羽織をぬがせて、帶をも奧さま手づから解きて、糸織のなへたるにふらんねるを重ねし寐間着の小袖めさせかへ、いざ御就蓐と手をとりて助ければ、何其樣に醉ふては居ないと仰しやつて、浪ながら寐間へと入給ふ。
樋口一葉 われから 青空文庫
庸|乃ち呉傑、平安をして西の方|定州を守らしめ、徐凱をして東の方|州に屯せしめ、自ら徳州に駐まり、猗角の勢を為して漸く燕を蹙めんとす。
幸田露伴 運命 青空文庫
燕王、徳州の城の、修築|已に完く、防備も亦厳にして破り難く、州の城の潰えるゝ」]こと久しくして破り易きを思い、之を下して庸の勢を殺がんと欲す。
幸田露伴 運命 青空文庫
王厳命して疾行すること三百里、途に偵騎に遇えば、尽く之を殺し、一昼夜にして暁に比びて州に至る。
幸田露伴 運命 青空文庫
州の衆皆驚きて防ぐ能わず。
幸田露伴 運命 青空文庫
海波遥なる彼邦に吾が児を放ち遣ることは、明日をも知らぬ老いた母に取っては気の楽なことでは無かった。
幸田露伴 連環記 青空文庫
忽地にして其の金光の一道は二道となり、三道となり、四道五道となり、奕々灼々として、火龍舞ひ、朱蛇驚き、萬斛の黄金の熾盛、烈々※々たる炎を揚ぐるが如くになると、紅玉熔け爛れんとする大日輪が波の間から輾り出す。
幸田露伴 努力論 青空文庫
霞亭は文台の平生を叙して、「受学赤松洲翁、蚤歳継先人之志、潜心長沙氏之書、日夜研究、手不釈巻、三十年如一日矣、終大有所発揮、為之註釈、家刻傷寒論是也」と云ひ、凹巷は「聞先生終身坎※、数十年所読、唯一部傷寒論、其所発明、註成六巻、既梓行世」と云つてゐる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫