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所得税

しょとくぜい
名詞
1
標準
income tax
文例 · 用例
そしてその高慢税は所得税などと違って、政府へ納められて盗賊役人だかも知れない役人の月給などになるのではなく、直に骨董屋さんへ廻って世間に流通するのであるから、手取早く世間の融通を助けて、いくらか景気をよくしているのである。
幸田露伴 骨董 青空文庫
そして其の高慢税は所得税などと違つて、政府へ納められて盗賊役人だかも知れない役人の月給などになるのでは無く、直に骨董屋さんへ廻つて世間に流通するのであるから、手取早く世間の融通を助けて、いくらか景気をよくしてゐるのである。
幸田露伴 骨董 青空文庫
盛邦、近年神道を興すとて瑣末な柏手の打ち様や歩き振りを神職養成と称して教えこみ、実は所得税を多く取らんために神職を増加し、その俸給を増さしめ、売れ行きの悪い公債証書を売りつけんために無理早速に神社基本金を積ましむる算段と思わる。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
安田|何某の四十分の一はおろか、四千分の一の財産も持たない我々の収入だけが四十分の一に評価され、所得税法を適用せられるのは可なり不当だと思ふ。
菊池寛 差押へられる話 青空文庫
そんな意味で、われ/\の収入に現在の所得税を課するのは、可なりひどいと思つた。
菊池寛 差押へられる話 青空文庫
私は、税務署の役員が来たとき、所得は決定額より以上あるが、所得税法が不服だから収めない。
菊池寛 差押へられる話 青空文庫
女中は笑つたら所得税でも掛るやうに、両手を膝の上に重ねて、ちやんと済ましてゐる。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
「皆が満足するなら長にしてやつたらどんなものだ、何も所得税が掛るといふ訳ではないんだから。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫