心癖
こころぐせ
名詞
標準
predisposition
文例 · 用例
――「シノン物語」に、うつゝを抜かしはじめて以来私にとつて一つの新しい心癖が生じてゐた。
— 牧野信一 『R漁場と都の酒場で』 青空文庫
そんなことばではないが、私は時おり、もはや、後退してはならないと、生活に余裕のありすぎる彼女に、回避的になりがちな用心癖を警戒した。
— 長谷川時雨 『朱絃舎浜子』 青空文庫
其だけに、常の優柔不斷な心癖は、益々つのるばかりであつた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
其だけに、常の優柔不断な心癖は、益々つのるばかりであつた。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
其だけに、常の優柔不断な心癖は、益々つのるばかりであった。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
唯一つ彼には放心癖があって、失敗というほどではないが時どき顔を赧くする場合がある。
— 小指 『日本婦道記』 青空文庫
彼は自分の放心癖は、十八歳で書物番を命ぜられてから始まったのだと信じている。
— 小指 『日本婦道記』 青空文庫
……平和な家庭に温かい父母の愛を享けて育った彼が、世俗と縁の遠い書物に没頭し始めたのだから、「放心癖」になるのも自然だったかも知れない。
— 小指 『日本婦道記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の心配性な心癖は、なかなか治らず、いつも周囲を気遣わせる。
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嘘をつく心癖がある人は、たとえ小さな嘘でも信頼を得にくい。
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彼女の「すべてを疑う」という心癖は、周りの人々を疲れさせている。
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