黄色い声
きいろいこえ
表現名詞
標準
shrill voice (esp. of women and children)
文例 · 用例
崖をおりかかると下から大学生が二三人、黄色い声でアリストートルがどうしたとかいうような事を議論しながら上って来る。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
船はルビー色の飾をつけて静かに横わっていたが突然黄色い声で外国詩の慟哭する金切声が聞えた。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
ホワイトナイルの岸べに生まれたある黒んぼ少年の数奇な冒険生涯を物語る続きものの映画を中学校の某先生が黄色い声で説明したものである。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
ホレーショーは、最初あんなに気がすすまないような事を言っていながら、稽古がはじまると急に活気づいて来て、ウイッタンバーグの劇研究会仕込みとかいう奇妙な台詞まわしで黄色い声を張りあげていた。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
」と黄色い声をして、金を貢いで挙句のはてに欺された旗本の野呂馬息子が歯噛みをする。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
『おい、芸妓ども、列べッ、敵前渡河ぢや』 芸妓達はならび、三味線を掻き鳴らし、黄色い声で歌ひ出した。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
まだやめずにやってるのかい」「やめるどころか、ニャゴニャゴと黄色い声を出しやがって、いくらどやしつけても夢中になりながらはいまわっていやがるんでね。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
いま黄色い声で江戸錦に声援した腰元は、目が三角につり上がっていますぜ。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
若手俳優の舞台挨拶とあって、会場内は始まる前から熱狂的なファンの黄色い声で溢れかえっていた。
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憧れの先輩がゴールを決めた瞬間、スタンドからは女子生徒たちの黄色い声が沸き起こった。
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「そんなに黄色い声で騒がなくても、ちゃんと順番にサインは書くから落ち着いてよ」と彼は苦笑した。
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