循吏
循吏
名詞
標準
文例 · 用例
愚庵はたゞに循吏たるのみならざるなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
王は石奢の罪を不問に付したけれど、責任感の強い彼は、一國の大臣として國の法律をやぶるは、職責に背くとて、自殺した事實が、『史記』(卷百十九、循吏傳)に見えて居る。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
古い時代の循吏といふやうなものはそれだけの要素があれば宜い。
— 内藤湖南 『近代支那の文化生活』 青空文庫
昔は循吏などゝいつて、成績の良い人は宰相に擧げられ、宰相に擧げられて成績の上がらない人もあつたが、兎に角さういふ途があつた、それで一生懸命になつて官吏をやつたのであります。
— 内藤湖南 『近代支那の文化生活』 青空文庫
彼の父杉|百合之助は敬神家にして忠摯篤実なる循吏なりき。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫