ちらつかせる
ちらつかせる
動詞-一段動詞-他動詞
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文例 · 用例
重く寒い暗藍色の東空に、低く紅の横雲の現れたのが、下枝だけ影絵のように細かく黒くちらつかせる檜葉の葉ごしに眺められた。
— 宮本百合子 『木蔭の椽』 青空文庫
「内では永年お蝶さんが絞って絞って絞りまくるし、外では最近この人がストライキを起こして攻め立てるし、事務所ではお艶ちゃんが澄ました顔をして、奇麗なところをちらつかせるし、大将だってふらふらしますよ。
— 合作の五 『五階の窓』 青空文庫
この顧問こそが大公を操り人形にし、眼前で武力をちらつかせる男だ。
— THE ROMANCE OF THE SECRET SERVICE FUND 『諜報部秘話』 青空文庫
と云うのは、もともと妙子は四人の姉妹のうちで、一人だけ挙措進退がはっきりしていて、よく云えば近代的、と云えるところがあったのであるが、その傾向が近頃妙な工合に変貌して、不作法な柄の悪い言語動作をちらつかせるようになった。
— 中巻 『細雪』 青空文庫
シュトルツ時代には、主人シュトルツ氏以下、夫人や子供達が始終露台に現れたり裏庭へ出て来たりしたものだけれども、ボッシュ氏になってからは、夫人が時々姿をちらつかせるぐらいなもので、ボッシュ氏その人は嘗て現れたことがない。
— 中巻 『細雪』 青空文庫
彼らこそ現在と自分が現在持っているものとを通り越して希望の奴隷となり、幻想が彼らの前にちらつかせる影法師を追っている。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
彼は懐から札束をちらつかせ、周りの目を引いた。
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わざと高級ブランドのバッグをちらつかせて、自慢しているようだった。
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あんまり金持ってるってちらつかせない方がいいよ。
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標準
to dangle (an offer) in front of
作例 · 標準
会社は昇進の話をちらつかせ、彼を引き止めようとした。
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甘い言葉をちらつかせ、人を誘惑するのは良くない。
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彼は、有利な取引条件をちらつかせて、相手を交渉のテーブルに着かせた。
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標準
to send flurries (of snow, etc.)
作例 · 標準
空にはまだ雲が厚く、時折白いものがちらつかせた。
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小雪が風に舞い、遠くの山々が白くちらつかせている。
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冬の訪れを告げるように、雪がちらつかせ始めた。
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