杏葉
ぎょうよう
名詞
標準
文例 · 用例
若い衆の持って来た桐油には杏葉牡丹かなにかがついている。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
まず、黒羽二重五つところ紋の紋付をしつらえ、白地へ薄むらさき杏葉牡丹を織りなした一本|独鈷の帯しめた。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
それから鞍から馬の胸のところや尻の方に廻つて行く革の帶には、杏葉といふ飾りがつけてありまして、その飾りはたいてい鐵の上に金めっきをした銅を張りつけ、美しい唐草などの模樣が透してあります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
そのほか、馬鐸といつて杏葉と一しょに、ぶら下げる鈴のようなものもあり、鈴が三つ聯なつた珍しい形のものもあります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫