砲工
ほうこう
名詞
標準
文例 · 用例
すなわち外戚祖父とその兄弟は工兵士官であり、また外戚祖母の先祖にも優れた砲工兵の将官が居た。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
此役に於ける官軍の編成は、旅団が単位であるが、一個旅団は二個連隊、四個大隊であり、之に砲工兵各々一小隊が加って、総員三千余人だった。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
坂をあがり詰めて右に折れ曲ったところが砲工学校の塀であった。
— 田中貢太郎 『死体の匂い』 青空文庫
本郷臺の帝國大學、第一高等學校、上野臺の東京音樂學校、東京美術學校、目白臺の學習院、女子大學、早稻田より高田臺へかけての早稻田大學、市ヶ谷臺の陸軍士官學校、陸軍中央幼年學校、戸山學校、陸軍砲工學校、氷川臺の東京盲唖學校、小石川臺の高等師範學校、府立第二高等女學校、女子師範學校など、これ也。
— 大町桂月 『小日向臺』 青空文庫
こうして二人はブラブラと小さい丘を上り、海岸の造船所に近いところに設けてある駒井甚三郎の鉄砲工場の方へ歩いて行きます。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
砲工学校は、おれに二つの道を自由に選ばせた。
— 岸田國士 『火の扉』 青空文庫
レオンは、一八五一年、文科大学入学資格者(〔Bachelier e`s lettres〕)となり、一八五三年、理科大学入学資格者(〔Bachelier e`s sciences〕)となり、砲工学校(Ecole Polytechnique)の入学試験を受けたが、失敗した。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫
砲工のハンスは、ときには弾丸が出ることもあるとうけあってくれたが、砲手たちは自信がないので、尻込みばかりしている。
— 久生十蘭 『ひどい煙』 青空文庫