手つき
てつき
名詞頻度ランク #32243 · 青空 830 例
標準
manner of using one's hands
文例 · 用例
それを眼の高さに三十センチの処まで持って来て、さて器用な手つきをしてぱらぱらと数えて見せた。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
さうしてときをり彼女たちは不思議な手つきをした、――おまへの目の屆かない場所で、おまへの目には見えない薔薇の花を摘んででもゐるかのやうな……さうしていつかおまへは夢みだしてゐた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
――それは最初の時と全く同じくらゐに、やりにくさうな手つきでした。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
誰かが性急な手つきでぶきつちよに開いた本の中から、薔薇の花瓣がひらひらと落ちて、それが足で踏みにじられてしまふやうなことは屡※であつた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
お互いに現実から隠れんぼうをしているような者同志の一種の親しさ、そして、かばい合うような懇な眼ざしで鮨をつまむ手つきや茶を呑む様子を視合ったりする。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
「あんた、何でもあたしの方から仕向けなければ……狡いのか、意気地なしなのか、どっちなのよ」 小初の言葉のしんにはきりきり真面目さが透っていながら手つきはいくらかふざけたように、薫の背筋の溝に砂をさあっと入れる。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
その手つきが、また見せつけんばかりに勿体振っていた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
松木は、その手つきがものなれているなと思った。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の料理の手つきは、まるで熟練の職人のようだ。
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新しい楽器を始めたばかりで、まだぎこちない手つきをしている。
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「見て見て、この猫の手つき、すごく可愛くない?」
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