列座
れつざ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
attendance
文例 · 用例
一たび槍ヶ岳や穂高岳に登った人は、日本アルプスに列座する大連嶺の、雪に閃めき氷に尖れる壮観に接して、北へ!
— 小島烏水 『上高地風景保護論』 青空文庫
そしてそれが当日郡長や、孵化場長や、郡農会の会長やの列座の前で読み上げられた時、清逸は自分の席からその人たちが苦々しい顔をして聞いているのを観察した。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
寶暦五年春三月、伊豆守江戸に參覲ありて、多日在府なされし折から、御親類一同參會の事ありき、幼君其座にて、「列座の方々、いづれも豫て御存じの如く、某勝手不如意にて、既に先年公義より多分の拜借いたしたれど、なか/\其にて取續かず、此際家政を改革して勝手を整へ申さでは、一家も終に危く候。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
此に於て杢は最早辭するに言無く、「さまでにおほせ下され候へば、きつと畏り候、某が不肖なる、何を以て御言に報い奉らむ、たゞ一命を捧ぐることをこそ天地に誓ひ候へ」と思ひ切つてお請申せば、列座の方々滿足々々とのたまふ聲ずらりと行渡る。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
聖十字の銀にくちづけ、僧徒の列座を超え、雲雀料理の皿を超え、汝の香料をそのいますところより注げ。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
良人の画家も列座と一しょに手を叩いている。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
私たちは七輪の前に列座して畳に両手をつき、つくづくとその七輪と薬鑵を眺めた。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
相州さまは南庭に列座してゐる御一族の者に向ひ、ただ一言、「御申請の件、御許容に能はず。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
作例 · 標準
取締役会には、社長をはじめとするすべての役員が列座し、次期経営計画について真剣な討議が行われた。
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厳かな雰囲気の茶室に列座した客たちは、亭主の洗練されたお点前を静かに見守っていた。
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卒業式の来賓席には、地元の名士や歴代の校長たちがずらりと列座していた。
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