いい勝負
いいしょうぶ異読 よいしょうぶ
名詞多音語
標準
equal match
文例 · 用例
なにか、高志がいつもお世話になっているようで、こんどはよろしくお願いします」 時計を十年逆行できるなら、ひょっとすると、浅丘ルリ子といい勝負ができるかもしれない。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
氷峰はいい勝負だと云つて、いつまでもやめさせない。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
二人の小僧さんは、どちらも力があって、いい勝負だったが、炭屋の小僧さんのほうが肥っているだけに体力がつづくとみえて、酒屋の小僧さんはへとへとになって、石畳の上へ倒れてしまいました。
— 小川未明 『日の当たる門』 青空文庫
相変らずの観世様で」「ところでお前は知っているかな、あの有名な『玻璃窓』が、お前の後を追っかけているのを」「へい、今夜も追っかけられました」「貴様、今に取っ捉かまるぞ」「いい勝負でございます」「なに、いい勝負だ、これは面白い。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
これらの輩は、戸のあく音を聞くと、一斉にそっちを見たが、「染八か」「何をしていたんだ」「喜代三はどうした」「いい勝負がはじまっている」「仲間にはいりな」 などと声をかけた。
— 国枝史郎 『血曼陀羅紙帳武士』 青空文庫
アホか、お前の下劣な知能は」「きさまといい勝負だ」「たわごとを。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
なアに諸岡一羽なら慈音とちょうどいい勝負、などと衆人の下馬評からして、この方は活気が立つ。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
昨日の野球の試合はいい勝負で、延長戦の末に決着がついた。
チェスの大会で二人の対戦はいい勝負を見せたため、観客も釘付けになった。
新旧の経営者によるビジネス戦はいい勝負で、どちらも譲らない状況だ。
受験生たちのいい勝負が最終順位を決めるために、全員が全力を尽くしている。