不義密通
ふぎみっつう
名詞
標準
adultery
文例 · 用例
金兵衛は自分の親類であるが、決して主人と不義密通を働くような人間ではない。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
その女隠居が養子と不義密通、それを悪い奴に見付けられたんですから、もう動きが取れません。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
従妹同士の金右衛門とお稲とのあいだに、本当に不義密通の事実があったのか、但しは茂兵衛ひとりの邪推か、そこははっきり判り兼ねますが、その以来、夫婦仲がとかくにまるく納まらないで、何かにつけて茂兵衛は女房につらく当たったそうです。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
言うも恐れ多い不義密通、上のお耳にもお這入りで御座るぞ。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
どのようなことどもお耳へ入れ奉ったかは存じませぬが、早乙女主水之介も三河ながらの由緒ある旗本、恐れながら上、御寵愛のお部屋様ときくも憚り多い不義密通なぞ致すほど、心腐ってはおりませぬ。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
その兄の手助けをしようともしないで、内弟子の一人と不義密通をはたらくとは、なんたる心得違ひだ。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
その幸之助と駈け落ちをしたとあれば、お北は明らかに不義密通である。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
概してこんな不義密通には何か陳腐で不潔なことがあるものだ。
— A MUMMER'S THRONE 『道化玉座』 青空文庫
作例 · 標準
夫の不義密通が発覚し、夫婦はついに離婚することになった。
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古典小説には、不義密通をめぐる複雑な人間関係が描かれている。
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彼の不義密通は、当時の社会で厳しく非難された。
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