吉野朝時代
よしのちょうじだい
名詞
標準
Yoshino period (Japan's Northern and Southern Courts period, esp. from the viewpoint of the legitimacy of the Southern Court, 1336-1392)
文例 · 用例
庭の作者は吉野朝時代の夢窓国師だといわれていることや、仏教もこの国師を頂点として堕落期に入ったことなどを思い合せ、龍安寺の石庭は、極めて暗示に富んだ文明の表情だと考えたりした。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
即、芸と態とを併せて芸能といふのですから、非常にいろ/\なものを道々含んで来まして、吉野朝時代に出ました下学集を見ますと、態芸門といふやうな部類が出来てゐます。
— 折口信夫 『日本芸能の話』 青空文庫
「は、吉野朝時代でございます」 ただそれだけ答えたのみで、更に知識の先走りをしないのは、知らないのか、知っても言うことを好まないのか、それはわかりません。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
だが、吉野朝時代でございます、という簡単な応答に対して、お銀様をして相当の考証に耽らしめた余地はありました。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
これ以後の源氏或ひは吉野朝時代となり、室町となり、戰國時代となり、江戸になつてきた私たちの通念にあります武門とは、落ちては必ず生き返り、死に返る。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
十四 以上は吉野朝時代に、京方で撰ばれた勅撰和歌集の全部である。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
抜いて見ると、案のじょう、吉野朝時代の作かと思われるにおいの麗しい刀である。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
吉野朝時代は、日本の歴史において南北朝に分かれた激動の時代であった。
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多くの歴史書や物語が吉野朝時代を舞台に描かれている。
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彼は吉野朝時代に活躍した武将の生涯を研究している。
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