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勤労動員

きんろうどういん
名詞
1
標準
mobilization of labor services (e.g. in wartime)
文例 · 用例
一方、勤労動員されたすべての少年少女が、何よりほしがったのは甘いものだった。
宮本百合子 砂糖・健忘症 青空文庫
昭和十九年からは学徒動員が行われ、この年には四百五十万人という勤労動員がされたのであった。
宮本百合子 私たちの建設 青空文庫
この女子勤労動員、学徒動員が激しく行われ始めた時に、一番不安を感じて、政府の方針に賛成出来なかったのは外ならぬ日本の母親たちであった。
宮本百合子 私たちの建設 青空文庫
もうその頃は男女学生の勤労動員もはじまっていて、日本青年団の女子部の仕事は戦争協力一点ばりであった。
――婦人民主クラブの生い立ちと櫛田ふきさん―― その人の四年間 青空文庫
したがって、八月十五日までは勤労動員で奴隷的労働をしていた青年労働者たちが、三ヵ月ののち、そこに出来た労働組合の青年部員と組織されたにしても、その気持がすっぱりと階級の意識と階級の規律とにつらぬかれた青年労働者として転換しないのはやむを得ないことであった。
宮本百合子 五〇年代の文学とそこにある問題 青空文庫
これは、勤労動員された女学生たちの稚い心にさえ何かのニュアンスで生きていた感情であった。
宮本百合子 平和への荷役 青空文庫
たちまち物価は給料に追いついたし、勤労動員が強められてからの働く男女に、どんな戦争便乗の利得があったろう。
宮本百合子 便乗の図絵 青空文庫
勤労動員で軍需工場に働かされたすべての男女は、その数千万の眼で、恥も知らないうまいことをしているのはすべて自分たちより上級者でしかないこと、日本を勝たすために、あくまでがんばれと命令している者であることを、はっきり見たのであった。
宮本百合子 便乗の図絵 青空文庫