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発船

はっせん
名詞
1
標準
文例 · 用例
見出し項目としては「ヴォゴン開発船団」が立てられているようで、入力した「ヴォゴン」そのままではありません。
富田倫生 本の未来 青空文庫
葉子は早く早くここを切り上げて日本に帰りたいという子供じみた考えのほかには、おかしいほどそのほかの興味を失ってしまって、他郷の風景に一|瞥を与える事もいとわしく、自分の部屋の中にこもりきって、ひたすら発船の日を待ちわびた。
有島武郎 或る女 青空文庫
そうして、なにやらもそもそと語り合っていたが、やがて船員に、もう一度発船するように命じた。
小栗虫太郎 地虫 青空文庫
知事様御事|去る五日福山表御発船被遊、昨夕丸山邸へ御著被遊候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
積荷は既に済んでいたらしく、程なく発船、私の席からは其処に積み重ねられた魚の空樽の間に殆ど断えず富士が仰がれた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
女は暖炉の上の棚の心覚えのある雑誌の下から郵船会社の発船日表を出した。
與謝野晶子 午後 青空文庫
かくて文化元年正月、かの地を発船し、マルゲシ、サンベイッケ等を経て、七月の初めカムシカツカに着き、翌月発船して九月長崎に帰る―― という物語。
白雲の巻 大菩薩峠 青空文庫
) 今回はブラジル北部ペルナンブコおよびバイア両港に停船するはずなるも、英国ストライキの結果、発船延期せしために、右両港を経由せずして、ただちにリオデジャネイロへ向け急行す。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫