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東幸

とうこう
名詞
1
標準
文例 · 用例
時に改元の令出でゝ後十三日、車駕東幸の途上にあり、奥羽の戦は既に半局を結んでゐた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
第六章       一 新帝東幸のおうわさがいよいよ事実となってあらわれて来たころは、その御通行筋に当たる東海道方面は言うまでもなく、木曾街道の宿々村々にいてそれを伝え聞く人民の間にまで和宮様御降嫁の当時にもまさる深い感動をよび起こすようになった。
第二部上 夜明け前 青空文庫
それは旧冬十二月八日のことであったが、さらに再度の東幸が来たる三月のはじめに迫っている。
第二部上 夜明け前 青空文庫
それがここまで来て、言わば東幸の形で遷都の実をあげる機運を迎えたのだ。
第二部上 夜明け前 青空文庫
御一新の御東幸の時にも、三井の献金は三万両だったが八兵衛は五万両を献上した。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
而して塾長の小牧善次郎氏はこれも史官を拝命して陛下の御東幸に供奉することになったので、あとの塾は重野先生と三、四の学生のみが残ってガランと淋しくなった。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
高橋氏は景行天皇東幸の際の御膳の役を勤めたものの子孫だと云う事で、新撰姓氏録には、宍人朝臣・阿倍朝臣などと同じく、大彦命の後だとあるが、宍人とは獣肉を調理する役廻りで、後世ならば屠者すなわち賤者の任務だ。
土蜘蛛研究 手長と足長 青空文庫