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読みかけ

よみかけ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #36907 · 青空 43
1
標準
reading partway
文例 · 用例
私は前夜の飲過ごしでぐつたりして、少し卓子の割合には高過ぎる椅子に腰掛けて、煙草を喫つたり本を読みかけてみたり、と、急に思ひ出して此の日頃方々で受取つた名刺の整理をしたり、――要するに何の野心もなく、その日第一回の食事を済ましたばかりのところであつた。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
」 私は服を着、怯々しながら隣の部屋にゐる友人の弟に金を借り、――でも、この月曜からは勉強しよう、浪費しまいと、そのやうなことを偶々思つた翌々日であつてみれば、私は読みかけのシュニッツラー選集を一冊持つて出掛けるのであつた。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
三十通あまりの、その手紙を、まるで谷川が流れ走るような感じで、ぐんぐん読んでいって、去年の秋の、最後の一通の手紙を、読みかけて、思わず立ちあがってしまいました。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
」兄は読みかけてはさう思つた。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
その度ごとに本屋の書架から手頃らしいと思われる註釈本を物色しては買って来て読みかけるのであるが、第一本文が無闇に六かしい上にその註釈なるものが、どれも大抵は何となく黴臭い雰囲気の中を手捜りで連れて行かれるような感じのするものであった。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
虫をハンケチにくるんでカクシに押し込んでから自分はチェスタートンの『ブラウン教父の秘密』の読みかけを読みつづけた。
寺田寅彦 さまよえるユダヤ人の手記より 青空文庫
清逸はややともすると読みかけている書物をばたっと取り落して眼がさめたりした。
有島武郎 星座 青空文庫
蜘の巣にでも悩まされたように母が娘を振り離そうとするのを、スカルキャップを被った小柄な父は、読みかけていた新聞紙をかいやって鉄縁の眼鏡越しに驚いて眺めていた。
有島武郎 フランセスの顔 青空文庫
作例 · 標準
読みかけの小説を机の上に置いて、そのままにしてしまった。
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電車の中で読みかけの本を広げ、次の駅まで楽しんだ。
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彼はいつも何冊か読みかけの本を持っていて、気分によって読み分けている。
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