痛苦
つうく
名詞
標準
anguish
文例 · 用例
かつて日露戦役に従ってあらゆる痛苦と欠乏に堪えた時の話を同君の口から聞かされてから以来はこういう心配は先ずあるまいと信ずるようになったのである。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
拙作「ダス・ゲマイネ」は、此の國のジヤアナリズムより、かつてなきほどの不當の冷遇を受け、私をして、言葉通ぜぬ國に在るが如き痛苦を嘗めしむ。
— 太宰治 『「地球圖」序』 青空文庫
枯野のコスモスに行き逢うと、私は、それと同じ痛苦を感じます。
— 太宰治 『ア、秋』 青空文庫
しかも、その遊びというのは、自分にとって、地獄の痛苦のヤケ酒と、いやなおそろしい鬼女とのつかみ合いの形に似たる浮気であって、私自身、何のたのしいところも無いのである。
— 太宰治 『父』 青空文庫
利爪深くその身に入り、諸の小禽、痛苦又声を発するなし。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
利爪深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなし。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
これが則ち利爪深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなしの意なのぢゃぞ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
利爪深くその身に入り、諸の小禽痛苦又声を発するなし、則ち之を裂きて擅ににして唯温水を憶ふ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
作例 · 標準
彼は愛する人を失った痛苦に耐えていた。
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人生の痛苦を経験することで、人は成長する。
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その知らせを聞いた時、彼女の顔には深い痛苦の表情が浮かんだ。
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