査覈
さかく
名詞
標準
文例 · 用例
私の知れる範圍では、支那の註釋家に國家といふ成語の來歴に就いて、明晰な解釋を與へた者が見當らぬが、こは今少しく正確に査覈すべき問題と思ふ。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
薛允升の『唐明律合編』は、唐明の兩律の異同を査覈論評するを主旨とせるに拘らず、この重大なる相違點を全然看過して、一字隻句も茲に言及して居らぬのは如何なることか。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
出土の事情の異同は些事で、格別考慮するに足らぬが、場所や年代の異同は、一應の査覈を要する。
— 桑原隲藏 『大秦景教流行中國碑に就いて』 青空文庫
蓋し支那に於て試驗によりて常識と修養とを判ぜむとせば、之を除きて査覈の良法あらざるべければなり。
— 原勝郎 『貢院の春』 青空文庫