宝身
たからみ
名詞
標準
文例 · 用例
現界の富強を希わず、神界の福楽を欣求する鼻を貴ぶあつまりは、崇高幽玄、霊物を照破する鼻に帰依して財宝身命を捧げました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
神の姿のプリアモス答へて彼に陳じ曰ふ、『葬られずにヘクトール、陣營の中伏せる間は、神の寵兒よ、我をまだ座に着かしむること勿れ、急ぎて彼を引き渡せ、わが眼親しく之を見む、 555わが齎せる賠償の多くの寶身に受けて、汝故郷に歸れかし、而して我に生らへて、光り耀く日輪の姿を見るを得せしめよ。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫