体裁上
ていさいじょう
名詞
標準
for appearances' sake
文例 · 用例
一人前になった息子のところへそろそろ客が来るようになったので体裁上必要になったものらしい。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
こうした体裁上の変化の中でも、際だっていたのは、書体の標準化でした。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
宗教上、道徳上、社会政策上、又は単なる体裁上、私娼公娼の存在に反対する人々は大切な事を忘れている。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
母が出るとしても、体裁上今すぐというわけにも行くまい。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
体裁上の一進歩となす。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
体裁上やはり四季にわけて作ってはいたが、新しい歌とのつながりはこの「無題の歌」にあるのではないかと思う。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
さっき大阪で浴びたので、浴びる必要はなかったのであるが、夫に対する体裁上浴びた。
— 谷崎潤一郎 『鍵』 青空文庫
無神論なるものは、人間の精神がいかに高慢な・度をはずした・ものであるにしても、そこに植えつけるのになかなか骨のおれる・いわば不自然で奇怪な・意見であるのだが、自分こそ俗人とはちがった・世を改革しようという・意見をいだいているぞとの虚栄と自負とから、体裁上この説を披瀝して見せる者も相当にある。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
体裁上、彼にも会議に参加してもらう必要がある。
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体裁上の理由で、古い建物を改修することになった。
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彼女は体裁上、その提案に賛成したが、本心ではなかった。
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